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ITインフラとは?言葉の意味から構築のポイントまでわかりやすく解説

インターネットの普及と、昨今の働き方改革や生産性向上のためのIT導入の流れから、日常生活からビジネスプロセスまで、IT環境の整備が進んでいます。それを支えているのが「ITインフラ」です。しかし、ITインフラとは一体何なのか?具体的なイメージが浮かばない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ITインフラの言葉の意味から、構成要素、実際の構築・運用の流れ、形態や構築のポイントをわかりやすく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。

そもそもインフラとは?

インフラとは英語のinfrastructure(インフラストラクチャー)の略で、直訳すると「下部構造」という意味があります。一般的には、生活の土台や産業活動の基盤となっている施設などの「社会的基盤施設」と意訳されることが多いです

生活インフラや交通インフラなど、各分野において基盤となっているものをまとめて〇〇インフラと総称することが多いですが、その中でも「生活インフラ」は聞き馴染みがあるのではないでしょうか?これには生活の基盤となる電気・ガス・水道・ネットワークなどが該当します。

また、企業活動においての基盤となる部分を「社内インフラ」と表現しますが、この中でもインターネットなどのIT技術に関係する部分を「ITインフラ」と呼びます

ITインフラとは?

ITインフラとはITインフラストラクチャーの略で、IT分野の基盤を指します。

ITシステムは大きく分けると、「アプリケーション」「ハードウェア」「ソフトウェア」の3つで構成されていますが、このうち「ハードウェア」と「ソフトウェア」がITインフラに該当します。構成要素については、次の章で詳しく説明していきます。

このような、ITインフラサービスを提供するITインフラ企業は近年増加しています。その理由としては、クラウドサービスの普及によってサーバーの構築・運用が必要となり、ITインフラエンジニアの需要が高まっているからです。ITインフラエンジニアには、ネットワークエンジニアやサーバーエンジニア、データベースエンジニア、セキュリティエンジニア、インフラ運用エンジニアといった、様々な種類のエンジニアがいます。

また、類似用語で「通信インフラ」がありますが、これは社会基盤として運用される「通信」にまつわること(回線・機器・施設など)を総称しています。遠隔地同士での音声やデータのやり取りを行うための設備、例えば電話回線や携帯電話の基地局、光ファイバー回線網などがこれに該当します。

構成要素

前述した通り、ITシステムの全体像としては、アプリケーションとITインフラ(ハードウェア・ソフトウェア)で構成されています。ITインフラが土台となり、その上でアプリケーションが動作しているイメージです。ちなみに、アプリケーションは、スマートフォンを使っている人にとっては馴染みのある、いわゆる「アプリ」で、ユーザーが1番触れる機会が多い部分です。

以下でハードウェアとソフトウェアそれぞれの例を挙げていきます。

・ハードウェア

ハードウェアは、パソコンやスマートフォン、サーバー、ストレージ、ネットワーク機器などいった、手で触れることのできる物理的なモノのことを指します

・ソフトウェア

ソフトウェアは、ハードウェアに対して手で触れることのできないシステムを指し、ハードウェアやアプリケーションの動作に関わり、2つに分類することができます。1つ目が「OS(オペレーティングシステム)」という、命令の実行・制御をする頭脳的な役割を持つ部分で、代表例としてはWindowsOSやMacOS、LinuxOSです。2つ目が「ミドルウェア」という、ハードウェアとソフトウェアの橋渡し的な役割を担う部分で、代表例としてはデータベースやWebサーバー、アプリケーションサーバーが挙げられます。

このような土台となるITインフラがきちんと整備されていないと、アプリケーションは正常に動作しません。また整備されてないITインフラは、ウイルス感染によって情報の漏洩やデータの改ざんがされてしまう可能性も高くなるため、インフラの定期的なメンテナンスも欠かせません。

ITインフラ構築・運用の流れ

ITインフラの構築・運用はニーズの把握から始まり、パソコン・サーバーの導入やセキュリティの設定、トラブルの対応までその内容は多岐に渡ります。以下がITインフラ構築・運用の一般的な流れです。

要件定義・計画

ビジョンやゴールを把握した上で、どのようなITインフラのニーズがあるのか把握します。それから、機能要件と非機能要件を整理した上で要件定義を行い、今後のITインフラ構築の計画を策定します。

設計

ハードウェアの選定と配置、ネットワークの設計、データセンターの構築など、物理的な構成を決定します。その上で、OS、データベース、アプリケーションなどのソフトウェアの選定と統合を行います。あわせて、適切なセキュリティ対策を組み込みます。

実装

選定したハードウェアとソフトウェアを実際に導入し、設定や構成を行います。また、システム全体や個々のコンポーネントのテストを行い、機能および性能が要件を満たしていることを確認します。

運用・保守

ユーザーが利用できるよう運用を開始してからも、セキュリティを最新状態に維持したり、モニタリングを行いながら、トラブルに適宜対応していきます。また、必要に応じてシステムのスケールアウトやアップグレードを行います。

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ITインフラの形態

ITインフラには2つの形態があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、どちらも理解したで、自社にはどちらが適切かを判断しましょう。

・オンプレミス型

オンプレミス型は、社内に専用のハードウェアを用意して運用する形態です。

自社内にサーバーを設置するため、すべてのデータが自社内にあり、セキュリティやプライバシーのコントロールを行うことができます。また、自社のビジネスに合わせて柔軟にカスタマイズが可能な点がメリットとして挙げられます。一方で、導入にあたっての初期費用や、運用・保守に工数・コストがかかってしまうという側面もあります。

・クラウド型

クラウドプロバイダーのサーバーを、インターネット経由でアクセスして利用する形態です。

必要に応じてサーバーの使用範囲を決められるので、拡張性が高いというメリットがあります。しかし、セキュリティがプロバイダー任せになってしまうため、機密情報を取り扱う場合は注意が必要です。

従来はオンプレミス型が主流でしたが、近年では運用・保守の工数削減やリソースの増減が柔軟に対応できる点から、コストの最適化も見込めるクラウド型の利用が増えています

また、政府もシステム構築の際にクラウドの利用を第一とする「クラウドファースト」の考え方を提唱しているため、クラウド型の利用増加の後押しになっています。

ITインフラの構築や見直しの際のポイント

組織において効率的かつ柔軟性のある環境を構築するために、ITインフラの最適化は重要なポイントです。最適化をすることで、効果的なIT環境の実現やコストの削減も見込めるため、構築して終わりではなく、定期的に見直していきましょう。

以下でITインフラストラクチャーを最適化するための、構築や見直しの際のポイントを解説していきます。

・安全性

セキュリティ対策は優先すべき項目として上位にきます。ネットワークを介して不正アクセス・情報漏洩が起きないよう徹底した対策をとり、ITインフラの安全性を向上させます。この対策を行う際、質の良いセキュリティシステムの導入ももちろんですが、社内で外部から持ち込んだUSBの使用禁止や社用パソコンでのSNSアクセス・ネットショッピング禁止などのルールも策定し、社員一人ひとりの意識改革や行動管理をしっかりと行なっていくことも重要になります

・効率性

パソコンやサーバーなどの処理能力と業務内容が釣り合っているかの確認が必要です。処理能力が劣っている場合、PCの動作やサーバーの処理が遅くなり、1つあたりの作業に時間をかけてしまうことになり非効率的です。また、社員のモチベーション低下、そして生産性の低下を招きかねないため、パソコンなどのハードウェアに関しては、業務内容や将来的なゴールを加味して、ある程度のスペックを備えた機器を選択していくことで、効率性が担保されます

・柔軟性

新しいユーザーやデータの増加といった将来的な成長に対応できるように、スケーラビリティを考慮する必要があります。余裕を持ち過ぎたシステムの構築は、コストの負担が大きくなってしまうため、柔軟性のあるITインフラの構築計画を立てることで、無駄なコストを抑えることが可能です

・耐障害性

ネットワーク障害や災害などの有事に備えて、インフラ全体の重要なデータや構成情報に対するバックアップはしておくべきです。また、障害や災害時のシステム停止時間をできる限り短時間で終わらせるため、予備機器の準備や復旧手順の確認をし、いかに損失を少なく済ませれるかの準備をして置くことが重要です。他にも、可能なものはクラウド環境へ移行することで、データの損失やシステム停止といった際のデータ消失のリスクを低減させることができます。

まとめ

ここまで、ITインフラとは何か?という言葉の意味から、実際の構築・運用の流れ、形態や構築のポイントを解説してきました。

ITインフラとは、ITシステムの基盤のことで、IT環境の発達した現代社会において欠かせない重要な基盤です。ITインフラは手で触れることのできる物理的なモノとして存在する「ハードウェア」と、手で触れることのできない非物理的な「ソフトウェア」に分かれます。インフラ構築の際は、ニーズを把握した上で、リスクに備えたセキュリティ対策や、事業計画も大切になってきます。

各分野において基盤となっている部分を指す「インフラ」は、プロダクト開発においても存在します。JIITAKのプロダクト開発では、AWSをはじめ、AzureやGCPにも対応し、目的に応じたインフラ環境を構築します。また、これらのサービスを組み合わせることで、高度な可用性、拡張性、セキュリティを備えた総合的なソリューションを提供し、多岐にわたる要件をカバーします。プロダクトについてのインフラ構築についてお悩みのある方はぜひJIITAKまでご相談ください!

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この記事を書いた人

JIITAK編集部

JIITAKは、デジタルテクノロジーを駆使して、価値創造に挑戦する企業のプロダクト開発・DXを支援する会社です。テクノロジーやデザイン関連の役立つ情報を発信していきます。

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