ソフトウェア開発の世界は日々進化を続けており、その中で「フルスタック開発」という言葉を耳にする機会が増えてきました。
とはいえ、フルスタック開発とは実際にどのようなものか、いまひとつイメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。また、どうすればフルスタックエンジニアになれるのか疑問に思っている方もいるかもしれません。
そこで本ブログでは、フルスタック開発初心者の方に向けて、フルスタック開発の基本的な考え方や主要な構成要素について、わかりやすく解説していきます。
フルスタック開発とは、Webアプリケーションのフロントエンド(ユーザーが操作する画面側)とバックエンド(サーバー側の処理)の両方を開発することを指します。
もっと簡単に言えば、Webアプリに必要な、画面のデザインからデータの保存や処理を行うサーバー側の構築まで、全てを担います。
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フルスタックエンジニアは、フロントエンドとバックエンドの両方の技術に精通した、幅広いスキルを持つエンジニアです。
HTML、CSS、JavaScript、Node.js、Express.js、React、Angular、Vue.jsといったフロントエンドの言語やフレームワークと、Python、Ruby、Java、PHPなどのバックエンド言語も扱います。それだけでなく、MySQL、PostgreSQL、MongoDB、SQLiteといったデータベース管理の知識も持ち合わせています。
フルスタック開発フレームワークやライブラリは、開発作業を効率化し、生産性を高めることができます。代表的なものは、以下のとおりです。
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フルスタックエンジニアは、データの構造や拡張性、性能などを考慮して、最適なデータベースを選ぶ必要があります。よく使用されるデータベースは、以下のとおりです。
Gitなどのバージョン管理システムは、コードの変更履歴を管理し、チームで効率よく協力しながら開発を進めることで、作業の流れを整理し、コードの競合やミスを減らすのに役立ちます。
アプリ開発において、ユーザー体験(UX)とレスポンシブデザインは非常に重要な要素です。フルスタック開発においても同様で、アプリの見た目が美しく、使いやすく、さまざまなデバイスや画面サイズで快適に使えるよう設計する必要があります。
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フルスタックエンジニアは、チュートリアルやドキュメントを参考にしながら、フロントエンドとバックエンドの両方に触れ、実践を通じてスキルを磨くことが重要です。
JIITAKでは、最新技術のキャッチアップを欠かさず、お客様の課題に寄り添いながら、価値あるWebアプリケーションの実現を目指します。ビジネスやサービスの本質を理解し、柔軟かつ実装力のあるアプローチで、共に「新しい価値」をかたちにしていきます。
新規開発はもちろん、既存システムの改善や技術相談なども、どうぞお気軽にご相談ください。